好きなことをして死ぬことの難しさ

医学部の学生に
末期がんになって
手遅れの状態で発見されたら
治療するかどうかというレポートを
書いてもらったら
多くの学生が
手遅れの状態なら
温泉に行ったり、旅行したり
好きなことをして過ごすという
意見が多く聞かれました。

次に
がんでもう死ぬことがわかっている段階で
旅行に行ったり
温泉に行ったりして
楽しめますか?と質問すると
多くの学生は
神妙な顔になり
楽しめるといえる学生はほとんどいませんでした。

という話を聞きました。

どうせ死ぬのなら
最後は好き勝手に生きたいという気持ちがあっても
いざその時を考えた時
よっぽど死の準備ができていないと
その時を楽しむ域に達しないと思います。

人間はいつかは死を迎えます。
死を迎えるその瞬間まで
人生を楽しもうと思うと
生にいつまでも固執するのではなく
死への準備をしとくことが必要なのでしょう。

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一日一回でいい

朝起きはからだにいい
朝目が覚めたらサッと起きたらいい
ということはわかっているけど
実際に毎日行うとなると
至難の業に思えてくる。

一回だけなら何とかなるけど
ずっと続けるとなると
目の前が真っ暗になって
できないような気がしてきます。

倫理法人会の創始者の
丸山敏雄先生にある方が
”目が覚めたらサッと起きる朝起きが苦手です。
どうしても続かないのです。
終始一貫できる秘訣を教えて下さい”
と尋ねられたそうです。

すると、丸山先生は
”終始一貫とは、明日の朝ひと朝でいいですよ。
あなたは、終始一貫を何十年と思っている。
人間、明日もわからないのです。
よけいな取りこし苦労をしないで
”明日の朝ひと朝”行うのが、終始一貫なのです”
とお答えになられたそうです。

ひと朝ぐらいなら
ひと朝なら
出来そうな気がなりませんか?
そして
毎朝、毎朝
ひと朝、ひと朝
くりかえし行うことが
終始一貫につながるんですね。

これは
朝起きだけの事ではなく。
楽器の練習でも
勉強でも
毎日コツコツやることが大事だと言われます。

物事を大成するのは
続けること、終始一貫は大事だけど
今やるってことが実は大事なのですね。

一日一回繰り返すこと
それが、上達の秘伝、成功の秘訣です。

地球が一回りする間に
決めたことを1回行う。
それは
大自然とリズムを合わせること。
大宇宙と呼吸を合わせること。
今を生きになることになると思います。

一日一回を繰り返せば
必ず大きな力が湧いてきます。
一日一回を続けることが
終始一貫。

終始一貫が成功への道です。

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真理は更新される

やっと最近になって
この名前のように学会に参加できるようになりました。

学会に参加されると
熱量の高い言葉がこころに突き刺さります。

以前参加した学会でも
医学の本質を語られた
二人の大先輩の言葉を実感させられた
時間がありました。

二人のうちの一人の言葉は
ハーバード大学の医学部長であった
シドニー・パーウェルが
1935年から1949年
医学部生の卒業式で学生に贈った言葉
「医学は進歩し
 真理は常に更新される」です。

教科書に書いていることの半分以上は
将来間違っていることが証明されるという

つまり
真理は常に更新され続けるものである。
だから
医学の進歩を日々学び続け
常に最新の適切な知識に基づいた
診療を心がけなければならないと
れから医者になる学生達を戒めた言葉です。

その言葉は今でも
が身に沁みています。

これまで、離乳食を早くはじめると
アレルギーが発症するリスクが高まると
言う考え方が主流で
その考えによって診療をしていましたが
最近は、
アレルギー発症にリスクのある食べ物でも
少量でもいいので早期にはじめた方がいい
と言う考え方が主流になってきました。

明日からの診療の方針が
大きく変わるようなことでしたが
医学は進歩し
教科書はいつか書き換わる時を迎えることもある。
今真実と思っていることは
本当に真実なのか?
今常識と思っていることは
本当に真実なのか?
今目に見えることだけが
本当に真実なのか?
科学を究め
真実を見極めるためには
素直なこころの目が必要なのだと
しみじみ思いました。

そして
もうひとり
紀元前の古代ギリシャ時代に活躍した
医聖と呼ばれるヒポクラテスの
教えもこころに響いた時間でした。
これを書くと少し長くなるので
続きは、また・・・・

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科学を追究する上で大切な6つのC 

最近我が国の科学力を高めよう
特に
理系女子を増やそうと国は考え
政策をとってるようですが
人には向き、不向きもあリます。

そこで
科学を追究していくうえで
大切な6つのCをお伝えしようと思います。

まず1つめは好奇心(Curiosity)
好奇心がないひとは、科学の道を選ばない方がいい。
まずは、自分が本当に知りたいことは何なのかを
みつけることが大切だからです。
研究とは
神秘的な原石をみつけるために
山奥へと分け入って行く冒険の旅をすること。
その旅の途中に興味深い石をみつけ
持って帰って
それが本当に神秘の原石か
確認していくのが、科学の道なのです。

だからただの石だと人が思ってる物に
興味を持つことから始まるのです。
そして興味を持ったら
挑戦(Challenge)を続け
努力をおしまない勇気(Courage)を
持たねばなりません。

この3つのCが
科学者には必要です。

更に
集中して(Concrntration)
時には他のことを犠牲にしてまでも
取り組まないといけないことだってでてきます。
そして、失敗しても躓いたとしても
継続する(Contunue)力も必要です。
そして
継続、集中するためには
自分にはできるんだという
自信(Confidence)も必要なのだと思います。

この6つのCを持って
真実を追究できる
Powaerを持った人材が多くでると
日本も科学立国として
復活する日も近くなるでしょう。

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ゲノムで考える命

人間は60兆もの細胞からできていて
そのひとつひとつに
ゲノムという遺伝子情報が組み込まれていて
そのゲノムがどう働くかで
病気になったり、性格、性質にも影響し
広く言えば
その人の生き方にも
大きく影響していると
科学は考えて、
ゲノムに対する研究が進んでいった。

現代の最先端医学では
生命は、ゲノムによって規定され
ゲノム医療の進歩が
病気の治療や産業技術に大きく貢献してきました。
しかし
医療ビジネスという言葉が生まれたように
お金になる
目に見えて結果がでることを優先する
選別が行われることも多々おこります。

科学と対極にある宗教特に仏教で言う
生老病死のいのちは
今ここに生きていることを重視します。
例えば
病気になったからこそ
新しい自分をみつけることができた
と思ったり
病気になったことで
病気の人に思いやりをもてるようになった
とか
生き方を重視できるのが
仏教の教えなのです。

いのちの真実はどこにあるのか?
やめる時だけでなく
健康な時にも
どう生きていくかを考えていくのが
今生きる医師の使命なのかもしれません。

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あさがおはなぜ朝咲くのか?

夏の花の代表に
あさがおがあります。

あさがおはその名の通り
朝花を咲かせ
こどもでも育てられる強い花なので
夏休みの宿題で
あさがおの観察日記をつけていて
朝つぼみが花を咲かせていたのをみつけて
喜んだのを今も憶えています。

あさがおは
なぜ朝咲くのか研究した方がいて
あさがおが咲くためには
光や温かさだけではなく
それに先立つ夜の冷たさと闇を
経験したことの結果
花を咲かせることがわかったというのです。

そのことを知って
人生においても
前向きの気持ちや希望を持つだけでは
人生の花は咲かないのではないだろうか?
希望の前に苦しみを乗り越えた先に
希望の光をみつけたことで
人生の花が咲くのではないでしょうか?

人生について
あさがおの花に教えられた夏でした。

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健康は手段か?目的か?

健康であることは
しあわせに生きるために
必要です。

逆に
健康でないと
しあわせになれないかというと
そういうわけではありません。
ですから
健康であることは
しあわせに生きるための手段であって
目的ではないということです。

でも、実際には
病気を怖れる人、長生きを求める人など
健康でないと
しあわせにならないという思いに
囚われている人が多いのではないでしょうか?

それは
健康志向の高まり
それに応じたあふれる情報
その思いを後押しする
国や市町村の政策。

誰もが健康であることを
追い求めすぎて
何のために生きているのか
自分のしあわせはどこにあるかを
忘れてはいけないと思うのです。

病気であっても
しあわせに生きている人
健康であっても
しあわせを感じてない人も
いらっしゃいます。

健康は
しあわせになるための
手段だということを。

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日日芸術

という映画を観た。
芸術家の紹介と日常などを
紹介するドキュメンタリー
+空想の世界かと
色んな思いをかき立てられる映画だった。

芸術家と言っても
無名の芸術家
その作風は一風変わっていて
セロハンテープで
同じ形のメガネを作り続ける人。
コンビニのコピー機で
自身の顔の魚拓ならぬ
顔拓をとり続ける人。
退職後72歳になって絵画に目覚め
家中のあらゆる物に
カラフルな花、富士山の絵を
死ぬまで書き続けた老人。

その作品を生み出す姿は
そこに野心も欲も下心もない。
ただ描きたいからという
こころの赴くままに書いていた
芸術家の姿だった。

どうして
そんなに無心に描き続けられるのか?

その答えのヒントを
一本の線で複雑な絵を描かれている
岐阜にお住まいの芸術家の方が
次のように語っていた。

躁鬱病の診断を受け
生きる意味を失いかけて
毎晩、夜空に向かって
なぜ生きているのかを
問い続けていると
ある日
空から、ポンと
今書いている絵の図案が
頭にまるでダウンロードされたかのように
降りてきたらしい。
その瞬間、彼は
自分は天才だと叫び
その図案を今までずっと
一心不乱に今も描き続けている。

そんな彼が
こう言っていました。
「しあわせは自分のこころの中にある。
それに気づいて
自分を愛することができるようになった。
そして自分を愛するようになって
死にたいなど思わなくなった」。

僕はこの言葉を聞いて
僕もしあわせは
自分の中にあると思っています。
そして
自分を愛して生きることが
しあわせに歩む生き方だと
確信したのです。

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悩みがある時でも

その患者さんは
定期的にメタトロンを受けていて
からだは安定した状態で
メンテナンスを続けていました。

しかし
今回来られた時
からだの波動がかなり乱れていた。
からだの不調の有無を尋ねると
睡眠、食欲など
自ら感じる症状はないよう。

メタトロンを施術中の
1時間いろいろな話をしていきます。
そのお話の中で
更に健康になるヒントをつかんで欲しいからです。
しばらくお話をしていると
現在
お子さんが独り立ちし
これからの人生を考え、悩み・・・
そして
ひとつの結論に至ろうとしていることを
言葉の端々にそう感じた。

まさに
現在第2の人生の歩みを考え
一歩踏み出そうとしているようです。
どんな結論を出そうとも
その方の人生を支えようと
からだを整えて準備していることが
わかりました。

からだは
あなたの人生をいつも、いつも
支えていることを
教えてくれたのです。

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資本主義の弊害

昔からお金が原因での
事件は多い。

詐欺に気をつけましょうと
ニュースで連日報道されていても
お金の事件は減らない。

そんな中
最近よく耳にする言葉に
カスハラ。
カスタマーハラスメントが
よく報道されています。

昔から
お金を払ってくれるお客さんは
神様だといって
大切にしてきました。

お金をもらう側として
お客さんを大切にするのは
当たり前のことですが
サービスを受ける側になった時
神様だと自ら思い振る舞っていないでしょうか?

お金を払う自分は
決して神様ではないのです。
きちんとした品物を手に入れることも
サービスをしてもらうのも
お金を払っているから当然
当たり前のことではないのです。
相手が心を込めて
仕事をして下さったからなのです。

お金を払っているからと思っていると
大事にしてもらっていても
それが当たり前のことだと思ってしまい
感謝の気持ちは起こりません。

そのお客さんの気持ちが
働く人の気持ちを下げてしまいます。
その結果
人のこころは傷つき
社会全体が住みにくくなっているのでは
ないでしょうか?

物価高の今だから
サービスも提供する側も
受ける側も
お金ではかれない価値に
目をむけなければいけない気がします。

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