手足口病

最近手と足の発疹で受診されるお子さんが多く
そのほとんどが“手足口病”。
全国的にも手足口病が流行中。

そこで、今日は“手足口病” について。

手足口病とは・・・・
名前の通り
手のひらや足の裏、口の中に発疹や水疱ができる
夏風邪の一つです。

通常かゆみや痛みはありませんが、
口の中に発疹ができると、
痛くて食べられないことがあります。

手足以外に、発疹は膝、肘、お尻に出ることがあること
38℃の熱が、約1/3に出ることはありますが
数日間で治る病気です。

稀に
髄膜炎、小脳失調症、脳炎と言った中枢神経系の合併症を
おこすことがあります。

原因は
コクサッキーウイルスやエンテロウイルス。
これらのウイルスは多種多様な型があり、何度も感染します。
治療は
ウイルスの病気なので、特効薬はありません。
抗生剤や塗り薬も効きません。

熱があれば解熱剤を使うなどの対症療法になります。
口の中に痛みがある時は、
刺激にならないような柔らかめで、薄味の食事をとりましょう。
安静が第一ですが
高熱が2日以上続く、吐く、頭を痛がる、視線が合わない、
呼びかけに答えない、息づかいがあらい、
おしっこがでていない、ぐったりしてる などの場合は、
合併症の疑いがあります。
必ずかかりつけ医を受診しましょう。

予防は うがいと手洗いをしっかりすることです。
症状がなくなってもウイルスが長期間便中に排出されるので、
オムツを替えた時の手洗い、そして
外出後のうがいは治っても続けましょう。

幼稚園や保育園では乳児間の接触が多いので
集団発生には注意が必要ですが、

熱がなく、食事がしっかりとれれば、 登園は可能です。
手足口病は、 決して怖い病気ではありません。

ただ、
手足に発疹が出たからと言って、
全て手足口病の発疹とは限りません。
虫刺され?、他の急性の発疹症?かもしれません。
発疹は増えたり、形が変わったり、刻々と変化して
だんだん心配になることがあります。

手足口病の発疹と思っても、夜間など不安にならず
“あわてない”ために、一度小児科を受診しておくと安心ですね。

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土用丑の日

明日7月24日は今年4回目の
土用丑の日です。

夏の時期の土用の日といえば
うなぎを食べたり
夏バテに注意の日かな?と思いがちですが。

日本には四季がありますが
土用の日が開けると
立夏、立秋、立冬、立春となります。

土用の期間は約18日です。
夏には土用丑の日は2回あります。
夏は特に報道されるので
精をつけて熱い夏を乗り切ろうと思いますね。

確かに
この日は鰻を食べる風習になっていますが
鰻を食べる風習は江戸時代からのようで
昔は
衣服や書物などの虫干しをしたり
薬湯に使ってたりしていたそうです。

昔からの風習には
それなりの効果があり
鰻を夏バテ防止に食べたと
万葉集にも出てくるそうです。

暑い夏をのりきるために
昔からの風習に浸ってみるのも
いいことでしょう。

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家族を思う心

生まれた時から側にいる家族は、
とても身近な存在なために、
甘えてしまって、
気がつくと
わがままばかり言ってしまう
ことがあります。

“親孝行したい時に親はなし”
という言葉もあるように
わかっていても
中々できていないのが
親孝行です。

自分の都合で
家族に迷惑をかけても、
それほど気にかけることもなく、
ましてや
感謝の気持ちを伝えることも
できないでいることも度々です。

でも、
ここまで自分がこれたのは、
家族の支えがあったからなのは、
間違いありません。

だから、
ご家族にも
素直に感謝の気持ちを伝えることは、
とっても大事です。

でも、
いきなりは照れ臭いと
思われる方もいらっしゃるでしょう。

そんな時は、
お誕生日や父の日、母の日などの記念日に
何かプレゼントしたり、美味しいものを
ごちそうするのも一つの方法です。

その時大事なのは、
金額ではなく、
相手を思う心を大切にすることでしょう。

好きなお花を買う、
一緒に好物のお料理を食べるなど、
たとえ小さなことでも
感謝の気持ちは十分に伝わります。

ご家族が遠方にいらっしゃるなら、
電話して
元気な声を聞かせてあげるだけでも、
きっと喜んでもらえることでしょう。

身近な家族こそ、
いつも感謝の心をもって
接したいですね。

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自分を赦す

生きていると
自分ひとりでは生きていけないし
人と人の間に生きていくのが人間。

人に支えられ、助けることもあるけど
自分にはそのつもりはないのに
思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。

トラブルに巻き込まれた時
原因が誰にあろうとも
赦すことが解決の糸口になることも多い。

だけど
言うのは簡単だけど
「赦す」のは難しい。
なぜなら
本当に人を赦そうと思うなら
まず「赦す自分」を赦すことから
始めないと始まらないと言うことです。

辛い経験をしてる真っ只中なのに
敢えて赦す。
赦そうとする自分を赦すことができて
トラブルを乗り越えるのだと思う。

自分を赦すことができた体験は
その時は辛かった出来事のはずなのに
その体験を
他人事のように、笑い話をするかのように
話している自分がいるでしょう。

その瞬間
自分を赦す体験を通して
大きく成長したことを感じられることでしょう。

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フジコヘミングの死に学ぶ

4月に
魂のピアニストと言われた
フジコヘミングさんが亡くなられた。

彼女は遅咲きのピアニスト
そして
運命のいたずらか
それまで彼女しか乗り越えないような
数奇な人生を生ききった人生。

彼女のお得意の曲は
リストのカンパネラ。
そしてショパンなどのロマン派の曲で
人々を魅了してきた。

この春には
ラカンパネラゆかりの土地で
コンサートを計画してた中での
死であった。

これまで
NHKのドキュメントで
彼女のピアノと共に生きる
力強い人生だと伝えられていた。

今回も最後の日を追った
ドキュメントであるが
最後までピアノと共に生きていたことを
教えてくれた。

でも
ピアノが弾けないぐらい
からだの機能を失い
だんだん、ピアノを弾かないと
つぶやくようになり
リハビリを兼ねて
最後に弾いた曲は
ショパンやリストではなく
モーツアルトのソナタだった。

やっと
聞こえてくる音で弾く
ピアノの音は
それこそ魂の音
天国の母に届く音のようだった。

弾き終わった後
自らピアノの蓋を閉じて
演奏が終え
その後、閑かに息を引き取ったという。

きっと
最後はピアノを教えて下さった
お母さんの元で
安らかに過ごしている気がします。

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夜明けのすべて

主人公の女性はPMS諸侯群で悩み
その彼女が同じ職場にパニック諸侯群で
悩んでいることを知り
お互いの病気のことは
完全には理解できないけど
助け合うことはできると
ふたりで協力して
会社のプロジェクトを成功させるのです。

話の筋的には
ちょっと恋愛に進むかと思えば
そうではなく
病気に悩むことを理解し
協力できることはあると
お互い前向きに生きていきだすという話。

話も中々深い物もあったが
いくつか心に残った言葉を紹介します。

地球はコマのように
自転をしているけど
2万6千年ごとに自転の向きが変わるそうです。
今は北極星が
旅の道標になっている星ですが
1万3千年経つと
自転の傾きが変わって
道標が北極星ではなく
白鳥座のベガになるとか。

宇宙でさえ
変わり続ける
その場にとどまっているものは何もない
ということを教えてくれた。

僕たちも変化続けているということ
をこの映画で再認識させてもらった。

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しあわせになるためのお金の使い方

しあわせになるためのお金の使い方として
ハーバード大学ビジネススクールの
マイケル・ノートン教授は
①経験を買う
②ご褒美にする
③時間を買う
④今払ってあとで消費する
⑤他人のために使う
の5つを原則をあげています。

物を手に入れた喜びは
一過性でしかなく
時間が経つと手に入れた喜びは
どんどん薄れてしまいます。

でも、経験にお金を使えば
時間が経ってもその経験は
思い出や学びとして
あなたの手元に残り
経験に対する満足感は消えることはありません。

しかし
飲酒、薬物、賭博などの経験にお金を使うと
後悔と罪悪感をもたらします。
全ての経験が
あなたにしあわせをもたらす訳ではないのですが
しあわせと満足感をもたらす
経験をあなたにお伝えしましょう。

①誰かと旧裕史、社会的つながりを実感できる
②これから先何度も語りたくなるストーリーが生まれる
③ありたい自分やなりたい自分をしっかり
実感できる
④比較できない特別な経験である

しあわせになる
お金の使い方の参考にしてみて下さい。

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能積微者速成(よく微を積むものは速く為す)

これは中国の思想家荀子が遺した言葉です。
「小さなことを
しっかり積み重ねることができる人は
物事を早く成就する」
という意味です。

つまり小さなことの積み重ねが
大事だという意味です。

中国の戦国時代に活躍した旬子は
性悪説を主張していたので
人間の本性は悪だからこそ
日々努力することによって
善に向かうのだ
という主張をくり返した
思想家です。

人の心は例え善であっても
悪の心の影響を受けやすいのが
人間だと思っています。

その立場でこの言葉を聞くと
例え小さなことでも
目の前にあることを
一生懸命やることが
悪に向かない道なのだと
この言葉を今かみしめています。

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最先端の医療に触れ

最近では以前のように
学会も開催され、出席することが増えてきました。

学会に参加すると
現在の医学の状況、これからの課題が
はっきり認識できるので
参加することはとても意義のあることです。

今日のブログは以前学会に出席した時の
気持ちを書いています。
今でも同様な気持ちなので
今日はまた再掲させていただきます。

「久さしぶりに
福岡の小児科学会に参加。

目的は
谷口英樹横浜市立大学医学部教授の
iPS細胞を使った肝臓再生医療についての話。
「ヒトiPS 細胞を用いた代謝性肝疾患に対する新規治療法の開発」
を聴くこと。

山中教授が発見したiPS細胞。
その素晴らしい細胞を人にどのように活用するか
それがこれからの大きな課題。
それをどこまで臨床的に活用されるかは
これからの医療発展に大きく関わっていること。

iPS 細胞を
細胞として移植した方がいいのか?
臓器として移植した方がいいのか?
そこがまだ定まらない中
谷口教授は
肝臓の芽として移植を提唱。

体内で組織の芽としての細胞を移植して
その細胞が体の状況に合わせて
変化してくれることを証明して
今移植界で、脚光を浴び
今後を期待されています。

将来肝臓病で苦しまなくてもよくなる?
日が来る日近い・・・と
ワクワクして聞いていたけど
ふと思った。

人が考えたように
肝臓の芽の細胞が、めでたく肝臓として
働くようになるには
細胞に生命の息吹を吹き込まないと
肝臓には変化しない。
そのために
“生命の息吹”
何らかのエネルギーが必要ではないだろうか?

それは
もともと持っている治癒力?
生まれた時に備わっている生命力?
そして治りたいという本人の気持ち?
治ってもらいたいという家族の思い?
そして、もしかしたら
まだ生きよという
“神の叡智”が必要かも。

再生医療の成功には
技術では計り知れない
まだ、人間が到達していない
大きな力が必要なのだとも
講演を聴きながら感じた。
だから
どんな時も奢ってはいけない。
ただただ、純粋に
目の前の患者さんの幸せを願う気持ちを
忘れてはいけないと思った

2018年6月

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「正直、清潔、美心」で生きる

誰にも生きていくための指針を
お持ちのことでしょう。

今日は丹羽宇一郎氏が心情としている
正直、清潔、美心ということを
紹介しましょう。

正直とは
人に対してだけでなく
自分に対してもうそをつかないこと。
清潔は
人に対して誠実で
迷惑をかけたりしないこと
美心とは
人を攻撃したり
精神的に傷つけたりしない
人間としてきれいな心を持つこと。
そして
もう一つは、人は自分の鏡ということ。
他人の行いの善悪を診て
自分の行いを反省すること
だということだそうです。

特に
美心で生きていくことを
心に響きました。

みなさんの人生の指針はありますか?

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